堕ちてからがスピード勝負
何事もスピードが大事。
気が付けば、手にDVDとプログラムを持って帰宅したわけです。
残念なことに、観た公演はお披露目公演の『ロミオとジュリエット』で終盤に差し掛かっていたのでリピート観劇は出来ませんでした。
が、その後の全国ツアーでは、南浦和での公演を2回、宇都宮、前橋とフットワークの軽さを発揮してみました。
その頃に宝塚歌劇団公式ではない、私設ファンクラブ（事前調査済み）の入会案内を手にし初観劇から1か月半後には私設ファンクラブ（書くの面倒なので以降は”会”とする）に入会申込書を投函。
何事もスピード勝負です。仕事でも私事でも。
『ロミオとジュリエット』を観た時の感想
初宝塚だったんです。そういえば。
前知識としてあったのは、
- トップお披露目公演であること。
- ロミオとティボルトの役替わりであること。
- 宝塚は全員女性で構成されているということ。
- 龍真咲はバラを投げるのが苦手であるということ（ぇ
- 龍真咲はくしゃみをしないということ。
A席の下手側での観劇。
宝塚初心者あるあるでオペラグラスなんて存在知らないし、肉眼で頑張りました。
肉眼でも分かる、真ん中の人が発するオーラと存在感。
肉眼だから、男役が普通に全員男性に見える不思議。
観終わった後の感想一言目が、「本当に女の人？え？ロミオカッコ良すぎでは？」でございました。
まだ、純粋な心で宝塚を観てたのがよく分かる感想でした。まぁ、見事に初めて観劇して龍真咲という、宝塚という沼にゴロンゴロンドッポーンと堕ちてみせましたよ。
今までの自分を知る友人たちは、天変地異でも起きたのではないかというくらいの人生の中で大きいどんでん返しっぷり。「おまっ、今までサッカーしかない人生だったじゃん！」と総ツッコミが待ち構えておりました。
おぼっちゃまさきの破壊力。
全国ツアーでの『愛するには短すぎる』これのフレッド・ウォーバスク氏のスーツ姿がとても決まっておりまして、カッコよかったんですよ。でも口を開けば、どこか抜けてるというかヘタレというか。見た目とのギャップ！最高！！
「失恋した時に女性はすぐ前を向くけど、男性は…」みたいな言葉を耳にしたことがあるけど、まさにそんな感じ。フレッドさんは未練を確実に残しそうな切なさがとてもよかったです。
からの、HOBでのお土産配りコーナーで通路に近い席で観た龍真咲さんは、スポットライトのせいか、自家発電のせいか分からないですけど、すっごく眩しくて直視するのが大変でした。あと、とても強烈な良い香りがしました。あの香りはきっと死ぬまで忘れない。
ちなみに今使ってるオペラは、宇都宮会場で購入したオペラだ。
振り返るとスピード感溢れる感じで龍真咲さんの沼に嵌まって行ったわけです。思い出すと、Twitterで「チケットってどーやって取るの？」て呟いたら、手を差し伸べてくれる方々に恵まれ(笑)堕ちるべくして、堕ちた感じもございます。
この頃に、高校時代の友人（現飲み仲間）とFBを通して宝塚という話題で再会を果たし、今も仲良くさせていただいている方々とも会ってその日に飲みに行き。沢山の方々に出会わせて、再会させてくれた時期でした。
と、まぁそんなこんなで4年半の間、何をしていたかというと龍真咲という沼に嵌まって東京→関西の行き来とたまに全国ツアーというので各地域に遊びに行ったりしておりました。
