L.O.T.C 2017コンサートに行ってきて(愛が重い)
8月23日に発売したCD「L.O.T.C 2017」を開封してから鬼のようにエンドレスで聞いて歌詞も覚えたのに前日の新聞で「歌詞は全部覚えなくていいですよ」とまさかの一言を投げかけられて困惑して迎えたコンサート。
自分は、まさおちゃんが犯罪さえ犯さなければ何でも可愛い、好きを連呼するような人間なので総まとめとして「最高」でした。
CD発売から色々な意見が見受けられる中で、賛否両論に分かれそうな雰囲気もありましたけど、あるのかもしれないですけど、「最高」でした。
朝から並んだ物販で、プログラム、写真集、ペンライト、タオルマフラー、Tシャツと主要なところだけ押さえたんですけど、諭吉さんはパタパタと飛んで行かれました。
Tシャツデザインだけ事前告知されず、名前は「真咲さんがギュッ!」という不穏な空気すら漂う事前情報だったので「ギュッとされる」Tシャツなのか、「ギュッと真咲さんの顔の集合体」がデザインのTシャツなのか…。過去のTシャツのインパクトが大きすぎて愛を試され過ぎてきたので覚悟を決めて物販に行ったんですけど、「あれ?普通…」と少し拍子抜けした感じ(笑)悩むことなくTシャツは購入できました。
(後から、真咲さんの片手でギュッと掴まれて「もうお前は離さない」という内容だったんだなと気付きました)
コンサートは、
1部が龍真咲の世界観と世界各国を回るワールドツアー
2部がL.O.T.C 2017 という内容
第1部 セットリスト
- T.A.T.E 2017
- コパカバーナ
- クンバンチェロ
- 夢見るシャンソン人形
- ジャングル大帝
- 宇宙戦艦ヤマト
- キューティーハニー
- CHARA HEAD CHRA
- 街から街へ(ダンスのみ)
- 双子姉妹の歌
- ひそかな夢
- 自由を求めて
- 夢と希望のパレード
- 愛のテーマ
冒頭に映像が流れてOPがスタートし映像終了後に高速せり上がりで登場した真咲さん。着物に凄い盛った鬘姿で登場し度肝抜かれました。インパクト大きかった。
TATE2017と銘打たれた「殺陣」を出演者が演じている上で極道の妻みたいな真咲さんがスキャットしながら、手からハンドパワーを出して争いを収める約10分程の演出。
真咲さんの高低差があるスキャットを10分も堪能できる至福の時でした。
ダンサー2名だけじゃないということをOPで知りました(笑)
ここからは、個人的に印象的だった曲だけピックアップ。
クンバンチェロ
宝塚時代とはキーが上がって可愛い声でのクンバンチェロで新鮮でした。しかも可愛い声で吐息が入ると最高さが上回るんだなと。。。もう一度聴きたい。
これは、本当に本人が好きな曲なんだろうね。聞いた時に、頭上から亀さんが降りてくるんじゃないかとドキドキしましたよ。
いつかは、真咲さんに歌ってほしいと願っていた曲で、願いが叶った!と嬉しいばかりですが、振り付けでの腰ふりが大変いやらしく、下品でした(褒めてる)しかも、「チュクチュク」って真咲さんが相打ち入れてくるの最高だったのでCDにしてほしいです。
ひそかな夢
美女と野獣から。野獣ソング。ここまでは、可愛い声になった真咲さんの歌声がメインだった中、ぶっこまれる低音での歌声。アルトの声がとても懐かしく感じました。アルトで歌う真咲さんの歌声好きだなぁ。この曲は、最初低いところからスタートするのに最後は結構な高音に持っていくので本当に歌が上手い人じゃないと歌いきれない曲だと思うんですけど、何食わぬ顔で歌い上げる真咲さんの凄さ。
自由を求めて
MUSEで歌っていて、個人的にすごく好きになった曲だったのでもう一度聴くことが出来て本当にうれしかったです。5月のMUSEで聴いた時は「大空に~」と一番高いキーに持っていくときに少しきつそうな感じもあったのに、今回は全くそんなこともなく軽々と伸びやかに歌い上げていて驚きました。この曲は、退団後に新しい世界に飛び出した真咲さんのテーマソングですね。「出来るわ、必ず出来るわ。」「あなたと一緒ならば負けはしない。」「選んだ道だから悔やまない決して」うん。とても真咲さんっぽい。
夢と希望のパレード
スキャットがメインだったけど、ここで出演者紹介があったんですが、出演者紹介で名前を呼ぶときに「こーすけっ!」とリズミカルに可愛い声でコウスケ君を紹介するまさおちゃんがとても可愛かったので。これだけは伝えなきゃと。。。「こうすけ」という名前になりたい。。。
2部 L.O.T.C 2017
LANDING on the Cityで流れるショートムービー
コンサートを終えて「今日のLIVEはどうだった?」「私のメッセージは伝わった?」「選択した道は正しいのかな?」とファンへ不安を投げかけるような序盤から、ファンの手紙を読んで、前に進もうと舞台に立つために扉を開けるストーリー仕立てのムービー。きっと、今回のコンサートを迎えるに当たって、ファンに受け入れてもらえるのか?という不安があったんだろうなと思うと涙が出てきます。
Silly game
耳に馴染んできてるSilly gameを生で聴いて、CDとは遜色のない歌だったことが驚きでした。CDってリテイクしながら繋げていったりするじゃないですか。生でも遜色なくLIVEの良さを出した歌い方でした。
Get by me
個人的にロック調で好きな曲です。コンサートでも1番盛り上がれた曲です。
「ヒールを変える度に踵は痛むけど」という歌詞で右足を出して踵で足を振る振り付けが可愛くて好きでした。
Merrily Mode
CDを聴いてるときには、そこまでピンポイントには突いて来なかった曲だったんですがコンサートで凄く好きになった曲でした。これは野外ライブとか、海での野外とかで聴きたい曲ですね。後ろの座席の人とか気にせずスタンディングで皆で腕を横に大きく振りながら聴きたい。
Miss you always
木漏れ日の中にいるような光の演出も素晴らしかったです。
落ち着いて真咲さんの歌声を聴ける曲でもあるので、ペンライトとか無視してひたすら舞台にいる真咲さんを見ながら歌声を聴きいってました。千秋楽のアンコールが一番良かったかなぁ。
Long Island Icetea
CDでは一番歌声が好きな曲です。少し低い声に気怠そうな声が最高に好きだったんです。それがマイクスタンドに手を掛けて歌う真咲さんを目の前にしたらもっと好きになりました。前曲のMiss you alwaysでの歌声ともコンサートで変えてきてるのは流石でした。
ヒーロー
これはコンサートで聴きたかった曲!コンサート向きの曲だなと改めて思いました。
アンコールでは、「1234~」の振り付けは簡単だからその場で覚えてねとレクチャーされてその場で覚えて完璧に振りをするファンの一体感凄いwこれくらいなら、全然余裕ですwwアンコールで一緒に振りをして盛り上がれたの嬉しかった!
手拍子の感じも合わさってきたらもっと一体感が生まれそうですね!次のコンサートからも楽しみです。
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とまぁざっくりと振り返ってみました。
今回、関係者や業界の方が多数いらっしゃっていたので第1段のコンサートというのもあったけど、龍真咲というアーティストの見本市でもあったのかな?
なので、スキャットあり、アニソンあり、シャンソンあり、ミュージカルナンバーあり、J-POPありと多ジャンルに渡っての構成で個人的には、1回のコンサートで様々なジャンル歌い方、歌声を楽しめたので1度で沢山美味しかった。
そしてミュージカルナンバーは、外せない一つだとも思いました。(だからといってミュージカルだけやって行って欲しいというわけでもない)ミュージカルナンバーが一番歌いやすそうだったし、歌い方も染みついている分、迫力は別物でした。
これから、J-POPも同じように歌っていったら歌い方が染みついて迫力が増すのかな?と思うと期待も。
今回、CDデビューして新しい道を切り拓いていこうとする真咲さんも応援したくて仕方ない。宝塚OGが歩む王道としてミュージカルという枠組みで納まるわけがないし、そこだけで納まったら良さが消えてしまうような気もして…。だからこそ、J-POPでCDデビューして新しい道で戦っている真咲さんが真咲さんらしくもあり、その戦いを否定したくないと思いました。
きっと1年後には、何かしら「成功」というのを手にしているんじゃないかな?という期待が自分の中にあります。
コンサートを見て、戦いに挑む真咲さんの背中を押せるファンでありたいなと。うん。
追記:MCでの説教が東京でも関西弁だったのが肩書きが外れて肩の力が抜けた感じもあって、とてもときめきました