日々の雑感と趣味の事

小笠原満男選手の引退

まさきさん以外の事を書くのもどうかな?と思ったのですが、自分のブログだし備忘録だしということで。

 

12月27日に鹿島アントラーズ小笠原満男選手が引退を発表しました。

オフィスの本棚を大掃除している時に先輩から「引退だって」と伝えられ、何を言っているのか分かりませんでした。そして、油断すると零れてきそうな涙。自分の目で引退のリリースを見て、現実かとやっと理解しました。

 

自分が、小笠原満男選手を知ったのは第76回全国高等学校サッカー選手権大会

岩手県贔屓の自分が、プレーを見て一気に心を奪われ、応援してた鹿島アントラーズに加入したこともありプロ1年目からずっと応援してきた選手でした。

98年のワールドユース大会は全試合見て、8番を背負って世界で戦う姿が今も目に焼き付いてます。

ワールドユースを終えて、運良くカシマスタジアムが改修工事中で国立競技場を鹿島がホームゲームにしていたこともあり、毎試合見に行くことが出来て、プロ初ゴールとなるジュビロ戦もゴール裏で喜んだことを覚えています。

 

姿勢のいいドリブルから繰り出される長短の正確なパス。ゴールが見えたらどこからでもシュートを狙う姿。相手の隙を見つけたら嫌らしく突いて行く姿。

 

応援していた時期を振り返ると胃腸炎になってしまうほどのバッシングを受けた時は、自分も胃腸炎になりそうな程心が痛く、ドイツW杯では戦犯扱いされ心が痛く、イタリアから帰国した後に前十字靭帯をやってしまった試合をテレビで見ていて泣き、わずか半年で復帰した試合は現地で泣き。。。

思い返すとタイトルを取った時の喜びと同時にツラい思いや悔しい思いも思い返す21年。

きっと、こんなにも応援して大好きなサッカー選手はもう出てこないかもしれない。

 

そんな小笠原満男選手の姿を見て、ただのサッカー好きからサッカーをやってみたいと思い大学でオフの練習はサッカーと言われ入ったスキー部。そして、女子サッカー部立ちあげるんだけどと誘われ迷わずスキー部を辞めて女子サッカーへ。

常に試合中にイメージするプレーは小笠原選手でした。

 

振り返ると、今の自分があるのは小笠原満男という存在無くして語れないのでは?と思うほどです。サッカーに関わる仕事をしているのも、原点は小笠原満男選手の存在だと言ってもいいくらい。

 

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21年間応援出来た時間、本当に幸せでした。

沢山の幸せをありがとうございました。